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緑茶の説明を読んでいると出てくる「合組」。
ごうぐみ、と読みます。仕上げたお茶の特徴を生かして組み合わせる、つまりブレンドのことです。
ひと袋のお茶に、いくつかの茶葉を合わせているんだね。
袋の中、思っていたよりにぎやかだ!
だったら気になるのは、何と何を、どんな味を目指して合わせているのか。
宇治田原製茶場の「こいまろ茶」は、その話を具体的に見られるお茶です。玉露、若蒸し煎茶、深蒸し煎茶の三つに、宇治抹茶を加えるとメーカーが説明しています。
合組は、仕上げた茶の持ち味を組み合わせる仕事
世界緑茶協会の荒茶から仕上茶への解説では、合組を、仕上げ加工した茶を好みや価格に合うよう取り合わせる工程と説明しています。
荒茶というのは、産地の工場で加工され、仕上げをする前の段階のお茶。摘んだままの生の葉のことではありません。
その後の仕上げには、形をそろえる「ふるい分け」、乾燥や香りに関わる加熱の「火入れ」、茎などを分ける「選別」といった仕事があります。
ここ、袋の正面だけでは見えにくいところだよね。
茶葉を作って終わりではなく、形や香りを整え、さらに組み合わせを考えて、一つの商品へ仕立てていくんです。
「ブレンド」と書いてあったら、次はその組み合わせの説明まで見てみよう。お茶を選ぶ手掛かりが増えます。
こいまろ茶は、三種類の茶葉と宇治抹茶
メーカーの紹介に挙がるのは、玉露、若蒸し煎茶、深蒸し煎茶。一番茶葉、つまりその年の最初の時期に摘む茶葉を使うという説明です。
若蒸し、深蒸しという名前は、煎茶を作るときの蒸し方の違いを表します。ここへ宇治抹茶も加える構成です。
メーカーが目指しているのは、濃い緑色と、まろやかな味わいの両立。
これは製造者による商品の説明で、筆者が飲んで確認した感想ではありません。でも、選ぶ理由は具体的になるね。緑の色合いと味わいの組み合わせに関心があるなら、候補にしやすいお茶です。
楽天で確認したのは、宇治田原製茶場のこいまろ茶100g、商品番号005106。急須付きのセットや小分けの商品もあるので、袋の茶葉を探している人は内容量まで見てね。
配合割合の細かな数値は、今回確認した説明にはありません。同じ組み合わせを自宅で再現する比率まで分かった、ということではないんです。
最初の一杯は、茶葉とお湯を一度量ってみよう
試すなら、メーカーの商品ページにある淹れ方を出発点にできます。
案内は、茶葉8gにお湯150cc程度、約45秒待って注ぎ分ける、というもの。150ccは150mLと同じ体積です。
茶葉の量もお湯も毎回違うと、次に何を変えたらいいか迷いやすい。
だから最初だけでも量って、待つ時間も見てみよう。「もう少したっぷり飲みたい」などの希望が出てきたら、そこから考えやすくなります。
今回確認した本文には、湯温の数値はありませんでした。届いた商品の案内も確かめてね。
「合組って何?」から始まった話が、ひと袋の中身、そして急須の一杯までつながる。
次にお茶を選ぶときは、産地や名前に加えて、何を合わせたお茶なのかものぞいてみよう。いつものお茶売り場に、見るところが一つ増えるよ。